【お見合い警護部隊SSパート2】執筆者:む~む~@紅葉国

「ほしがりません勝つまでは」チームは
あくまで素手で戦う(=むやみに人を傷つけない)という目標のもと
戦闘のプランを練った。
煙幕手榴弾にバリケード、ドラッカーによる予知夢での先回り、
理力建築士の陣地による足止めなどなど。
また落とし穴や捕獲網、ロープトラッピングといった
歩兵に関しては十分な効力をもったトラップも作成したおいた。

問題は、どうやらI=Dもやってくることだ。
整備士でもある楠瀬藍と刻生・F・悠也の2人は頭を悩ませていた。
ウォードレスダンサーであるサーペントは
I=Dの足元に潜り込むことで、弱点を突いてもらうことが可能だ。
また魔法使いである青にして紺碧も詠唱戦ができるので
これも効果的な使用ができる。
…しかし。
これではI=Dが破壊されてしまうではないか。
歩兵に対してはあくまで足止め策を使う予定だ。
I=Dに対してもどうにかできないものか。
幸い城の元々の持ち主であるところの羅幻王国の人々より
城の見取り図はいただいている。
どうにか無傷で、I=Dにお帰りいただくことはできないだろうか…
「陽動ですべてひっかかってくれれば問題ないが」
「相手は国や参謀のトップも混じっている。
 すべてが陽動されてはくれないだろう」
「じゃあ、どうするか…」

あるひとつの案が浮かんだ。
文字通り、足を止めさせてしまえばいいのだ。
I=Dがお見合い会場に突入できなければいいのだから。

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そこは、一面の立て看板地帯となっていた。
「お見合いのじゃましないでください」
「乙女たちの幸せの邪魔禁止!」
「彼女たちの幸せを願うなら、引き返してください」
「惚れてるなら正々堂々と告白で。お見合いぶちこわしは印象悪いです!」
などと書かれた立て看板が無数に立てられている。
これだけの数の立て看板を、I=Dがとても入れないように設置してしまう
理力建築士の腕は確かなものだった(?)

立て看板を無理やり踏み潰して先に行こうとするI=Dは
看板に隠されているとりもちトラップで、あらためて足止めを食らうことになる。
もちろん、床とお友達になってはがれないだけで
I=Dそのものを壊してしまうわけではない。
また、一度とりもちにからめとられたI=Dは
そのまま他のI=Dの足止めにもなる、これ以上ない対I=Dトラップとなる。
これが、青にして紺碧が求めた
「誰にも怪我させない。でもお見合いの邪魔もさせない」
作戦を守ったままI=Dを行動不能にする作戦だったのだ。

(む~む~)

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